プラス心臓病

食事の改善

食事の改善
食事

食事の改善は、狭心症、心筋梗塞、不整脈などの心疾患の他に糖尿病や高血圧、脂質異常症等の人にも有効的な治療方法の一つです。
例えば、バイパス手術やインターベンションを行った心疾患患者が初めに指導を受けるのは、食生活についての注意事項です。
入院中は栄養士がバランスを管理してくれますが、退院後は自分自身で食生活の改善を行う必要があるので慣れや家族の協力も必要です。
こういった食生活は、心臓病以外にもメタボや糖尿病などの生活習慣病を防ぎ、健康的に痩せる食生活にも当てはめる事が出来ます。


健康的な食べ方を身につける

食事の取り方

健康的に痩せるためのダイエットと、メタボや心臓の病気を予防する食事の取り方はほとんど同じと考えても良いかもしれません。
自分で料理をしない人の場合には、家族に協力してもらい以下の事に気をつけた食べ方を心がけてみて下さい。

  • ゆっくり食べる。ながら食いをしない。
  • 毎日決まった時間に食べる。
  • 寝る3時間前までに夕食を済ませる。(9時以降は極力食べない)
  • 沢山の食材を使った料理を少しずつ食べる。
  • 間食は避ける。
  • 一回に沢山食べない。ドカ喰いしない。
  • 大豆・穀物をしっかり食べる。
  • 塩分を控える。

動脈硬化を防ぐ食品

動脈硬化を防ぐ食品には、大豆・キノコ類・タウリンを多く含む魚介類・こんにゃく・ねぎ・ごま、等があります。またビタミン・カリウムを多く摂取するのもポイントです。
調理方法によっても、さらに効果的な食べかたがありますが、全てを覚えて毎食必ずこれらだけを食べるのは、健康的ではありません。
しかし、意識して動脈硬化を防ぐ効果の高い食品を食べる為には、食べた物とその量を書きとめておくと良いでしょう。
人気のダイエットでもレコーディングダイエットというものがありますが、やはり同じ事ですね。

塩分を減らす

一日の摂取目安

血圧を下げる事で心臓にかかる負担を減らすことが出来ますが、血圧を下げるためには塩分の摂取量を減らすことが重要です。
特に狭心症・心筋梗塞の原因因子には、動脈硬化があります。塩分を控えめにするだけで血圧を下げる薬を飲むよりも効果的に血圧が下がることがわかっています。血圧が下がれば動脈硬化も進行しませんから、減塩は薬にも勝る治療方法の一つとも言えます。
私たちに必要な塩分量は1日6g程度です。
焼き魚やラーメン、うどん等の汁は塩分が高いので、残すようにしましょう。

塩以外で工夫する

料理の味付け段階で工夫すると、味を落とさずに美味しく塩分を降らした食事を食べる事が出来ます。
塩分の代わりにコクや深みを出したり、香りやスパイスの刺激を加える方法がおススメです。
酢やレモン等を使って自家製のドレッシングを作るのもいいと思います。また、シイタケや昆布等でだしを作り、料理に使うと、塩分を減らしてもコクや深みのある脚付けになります。特に酢を使うとは、料理に活用する事で食材の栄養素を閉じ込める事もできます。

間違ったコレステロールの取り方していませんか?

少なすぎてもダメ

高コレステロールは動脈硬化の原因となり、血管内に付着して硬い粥腫を作りやすくなります。
しかし、コレステロールが体内に足りな過ぎる状態になると、粥腫を包む粘膜も弱くなり破れて血中で血栓ができやすくなります。
ですから一概にコレステロールの摂取をやめるのではなく、コレステロールは控えめにするという気持ちでいれば十分ということになります。

食物繊維でコントロール

コレステロール値を下げる食品を日ごろから沢山採るように心がけていれば、そこまで一回一回の食事に含まれるコレステロールを意識する必要はありません。
インゲン豆や、ごぼう、納豆、そば、プルーン、海草、キノコ・イモ類等があります。
ただし、ここで挙げた中に含まれる納豆や緑黄色野菜にはカリウムを多く含んでいるものがあり、心筋梗塞や狭心症などの治療に使われると相性が悪い事がわかっています。
薬を処方されている人は、医師にあらかじめ食べない方が良い物を確認しておくと良いでしょう。


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