プラス心臓病

CT・MRI

CT・MRI
CT,MRI

CTとはエックス線を使った「コンピューター断層撮影検査」の事で、MRIとは磁気の振動を利用した「核磁気共鳴画像法検査」の事です。
心臓疾患の胸部検査以外でもガン(悪性腫瘍)や脳梗塞や頭痛といった頭部の異常、子宮筋腫や卵巣腫瘍の症状が起きている部位の確認等、幅広く活用されています。
心臓のように直接細かい部分まで確認できない臓器でも、様々な方向から確認する事が出来るため、他の方法では発見できなかった異常の原因や症状として現れていない心筋梗塞や血管の狭窄部分も見つけることが出来ます。


CT検査「コンピュータ断層画像撮影診断」とは

検査方法

CT検査には、専用の機械で体を1mm単位で輪切りにしたようにスキャン撮影し、これをコンピュータで解析処理して画像として確認できます。
最近では、「ヘリカルCTスキャン検査」という方法が一般的になってきました。体の周りを螺旋状にエックス線照射し、その情報をコンピューターで解析画像診断するという方法です。また、造影剤を使い血管内の血液の流れを観察できます。
色々な疾患の検査や異常部位の発見に活用できるため、最近では集団検診でもCTスキャンが行われる事があります。

この検査でわかる異常や疾患

特にヘリカルCT検査では、動いている状態の画像診断も可能です。
また、心電図を取りながら行うことで拍動や電気信号伝達の異常を波形としてとらえながら、血管の狭窄部分があって流れが滞っている場合や、心臓の状態の動きも併せて確認する事が出来ます。
これによって、不整脈や心筋梗塞、狭心症が起こっている場所だけでなく、動脈硬化が起きている周辺の血管の石灰化の有無といった細かい異常も発見できるようになりました。また、治療の際に注意が必要な他の合併症の有無等も調べる事ができます。

MRI検査「核磁気共鳴画像法診断」とは

検査方法

水素原子に含まれる陽子には強い磁場に反応して核磁気共鳴を起こすという性質があります。MRI検査は、私たちの体を構成している細胞や水分に含まれる水素原子を磁気の振動を利用して共鳴させて情報を取り出します。これを立体的な画像として処理するので、必要に応じて縦・横・斜めと必要な角度からの切断画像をみて異常部位の診断する事が出来ます。
他に行われる心電図やレントゲン、心臓エコー、カテーテル検査等と併用する事で、それまでには見つけられなかった小さな異常部位や疾患が見つかる可能性も高くなっています。

この検査でわかる疾患・治療のポイント

水素原子の振動共鳴によって集めた情報の中には、細胞を構成の細かいデータも含まれています。そのため、心筋梗塞の影響を受けて変化している部分の心筋や狭窄部分の血管の状態等も細かく立体画像で確認する事が出来ます。そのため、症状が現れにくく血液検査などでも診断しにくい心膜炎・心内膜炎等の検査としても有効です。
また、立体的に細部まで確認できるため、バイパス手術など高度な外科的治療が必要な場合には、手術のシミュレーションや最適な治療方法を決定するのにも役立ちます。


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