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動脈硬化の検査と治療

動脈硬化の検査と治療
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動脈硬化は、自覚症状がほとんど見られない沈黙の疾患です。
この疾患は、メタボや隠れ肥満等、生活習慣病によって急激に進行したり発症が早まる事がわかっています。また、狭心症や心筋梗塞等の重大な事態を引き起こす可能性の高い心疾患を引き起こす原因となるのも動脈硬化です。
ですから、健康診断などで動脈硬化の疑いがあると診断された場合には、メタボや高脂血症、肥満の検査も行いますし、治療についても他の合併症の改善を同時に行う必要があるのです。動脈硬化の検査は「血管年齢」検査だともいわれます。


検査方法

検査の流れ

動脈硬化症部分の血管では、血管壁が健康な部分と比べてかなり分厚くなっているのが特徴です。
そのため、直接動脈硬化があるかを診断する為に、血管壁の厚さ・硬さを調べます。また、血流の流れをみて詰まっている部分や流れにくくなっている部分、狭窄部位の有無を確認します。さらに、他の合併症や狭心症等の心疾患の有無を調べるために、血液検査や心電図、レントゲン検査を行います。場合によってはMRIやCT、カテーテル検査も行われます。
また、簡単に動脈硬化の可能性を判断する簡易検査を受けることも可能です。

危険因子ファクターについて調べる

通常はゆっくりと長年にわたり蓄積される食事やストレス、運動不足は、動脈硬化症などには、発症を10年以上も早めてしまう原因となる事がわかっています。そのため、高脂血症、高血圧、運動不足、肥満、喫煙、運動不足、糖尿病、メタボリッシンドロームと危険因子が無いかどうかを確認する為の検査を受ける必要があります。
また、動脈硬化などがあると危険性が高まる不整脈があると治療方法も違ってきます。自覚している疾患については問診や基本検査の段階で医師に伝えましょう。

治療方法

治療の流れ

動脈硬化の治療は、血流の改善を行うと同時に再発・進行を防止する為に、生活習慣の改善をすることが重要となります。
メタボや成人病、高脂血症、高血圧など、動脈硬化を促進させてしまう疾患がある場合には、初めに医師や病院で相談するのも良いでしょう。また、動脈硬化によって狭心症や心筋梗塞、不整脈などといった心疾患の有無や状態は動脈硬化の治療にも大きく関係してきます。まず、不整脈が起こらないように薬物を使った治療が行われます。状態によってはカテーテルを使った治療が行われることもあります。

薬物治療

動脈硬化は血管内に炎症が起こり、粥腫が発生するというものです。
特にアテロノーム性動脈硬化の治療では、血管内の炎症を抑えるための「血管炎症抑制剤」の投与が行われます。その後、落ち着いてから他の治療に移ります。
さらに狭心症の症状がある、不整脈があり一刻を争う不整脈になっている、等の状況では、カテーテルを使って血流を確保し、薬剤の投与を行って様子をみながら体に負担の少ない治療方法を選択していくのが良いでしょう。

生活習慣の改善が最も重要な治療

病院で医師から指示される治療方法の中には、必ずと言っていいほど生活習慣の改善が含まれています。中でも、食事と運動、さらにたばこやさけを含む生活習慣病を改善する事で発症を抑えられるケースは大変多いのが現状です。
しかし、生活習慣の改善を行ってもすぐに症状が改善されたり、効果が現れないので、長期間続ける前にやらなくなったりするケースが増えています。
ですから、ノートに記録をつける、言葉に出してみんなに伝えておく、という方法を取るのも良いかもしれません。


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