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腎臓・肝臓の働き

腎臓・肝臓の働き
腎臓,肝臓

腎臓はソラマメ豆に似た形をしている臓器で、腰の部分に背骨を挟むように2つあります。また、肝臓は私たちの体の中にある臓器の中では最も大きいもので、腎臓とともに老廃物を尿として排出する為の働きをしています。
どちらも心臓からはかなり離れた場所になる臓器ですが、心臓から送られてくる血液に含まれる老廃物を受け取り、排出し、必要な栄養分を送り込むという働きをしています。


腎臓

腎臓とは

腎臓は1つが100g程度の小さな臓器ですが、心臓から送られた血液に含まれる老廃物を濃し取り、尿を作り出す重要な機能があります。そのため、膀胱炎や腎炎、腎盂腎炎などのトラブルが起きると腎臓が正常に機能できず老廃物を体外へ排出できなくなり、生命維持にも支障をきたしてしまいます。
また、私たちの体内には2つの腎臓がありますが、一つが機能しなくなったり欠損して1つだけになっても、2つある状態と変わらずに機能する事が出来るようになっています。

メカニズム

腎臓には、心臓から送りだされる血液の約1/5量が常に循環しています。つまり人間の体内では、かなりの量で老廃物が生産されそれを体外へ排出しなければいけないという事なのです。
腎臓の内部にある赤い腎髄体からは腎乳頭と呼ばれるは細い管が伸びています。この管の中を少しずつ老廃物が流れていき、腎乳頭野先端にある腎杯に集められます。それぞれの腎杯に溜まった老廃物は、腎盂を通って尿管へ流れ込み膀胱へ届けられます。

膀胱炎・腎盂炎・腎盂腎炎・腎炎

腎臓周辺で起こりやすいトラブルとしては膀胱炎・腎盂炎・腎盂腎炎・腎炎があります。膀胱の炎症を膀胱炎、腎盂まで炎症が広がった場合は腎盂炎、腎臓内にまで炎症が広がると腎盂腎炎です。呼び方については、腎盂炎も腎盂腎炎とされる事が多くなっています。
膀胱炎は情勢に女性に大変多くみられる泌尿器系のトラブルで重大疾患ではないと感じている人もいます。しかし、膀胱で頻繁に炎症が起きると腎盂・腎臓内と範囲が広がりやすく、最も重い腎臓病になると透析治療や移植が必要になる場合もあります。

肝臓

肝臓とは

肝臓は、腹腔にある臓器の中では最も大きく、栄養分の合成・代謝機能、老廃物などの分解・解毒、栄養分の貯蓄、という働きをしている臓器です。一つの臓器ですが、左右で異なった働きをしているため一つの臓器でいくつもの役割りをこなしているともいえます。
最近は、過剰な栄養摂取や運動不足といった生活習慣によって肝臓に脂肪が付き肥大する「脂肪肝」になる人が増えています。
再生機能を持った珍しい臓器ですが、そのためにトラブルが起きた場合でも症状が出にくいという特徴があります。

メカニズム

肝臓が行う栄養の代謝メカニズムでは、食物として体内に取り込まれた栄養分は、ブドウ糖等のエネルギー源に代謝され血液に溶け込んで全身に届けられます。余ったブドウ糖は肝臓でグリコーゲンという物質に代謝されて、必要に応じてブドウ糖に変換されなおして全身へ運ばれます。
反対に全身から排出された赤血球や不要なコレステロールは、肝臓で分解されて便として排出される為に胆汁として十二指腸へ送られます。

高血圧・動脈硬化・肝炎

肝臓では、老廃物を胆汁として排出する働きがあると述べましたが、この胆汁生成機能が正常でなくなってしまうと、老廃物の排出が滞り高血圧や動脈硬化などの血管障害を引き起こす原因となります。
また、肝炎等のトラブルを招きやすい器官ですが、再生機能がありいくつもの役割りを一手に行っているために自覚症状が出にくいのが特徴です。症状が出にくいために、自覚症状が現れた時には肝臓機能が著しく低下した状態になっているということも珍しくありません。


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